Googleビジネスのインタラクションからみる呉みなと展望台来訪者の特性分析
こんにちは!呉高専「宝町をブラッシュアップ」広報です。
広島県内での感染急拡大によって、オンライン授業が続いており、
私たち学生も、現地はおろか、学校にすら足を運べない状況が続いています。
(呉みなと展望台も現在、一時休館中です。)
そこで今回は、手元にあるGoogleマップのビックデータを分析しつつ、その結果を皆様に共有していきたいと思います。
Googleビジネスのパフォーマンスとは?
「パフォーマンス」とは、Googleの機能で施設のオーナーに向けて提供されている、顧客分析ツールです。このツールでは、Googleマップのユーザーによる、施設に対する過去6か月分の検索回数や、検索ワードなどの統計を見ることができます。
今回は、インターネット上で呉みなと展望台がどのように検索されているのかを探るために、パフォーマンスの各指標を分析しました。
呉みなと展望台のパフォーマンス分析
①インタラクション
施設に対してメッセージ送信、予約、ルート検索など具体的な検討が行われた回数です。横軸を時系列、縦軸が回数です。端的に、認知度の推移といってよいでしょう。
おおよそ、1か月に約100回=1日に約3回の検索回数で推移しています。
2021年8月~9月の緊急事態宣言の発出時期と比べても現在は減少傾向が続いており、特に年末年始には外出自粛と感染拡大、展望台の一時休館が重なった結果、大きく落ち込んでいます。
②検索ユーザー数とその閲覧方法
「呉みなと展望台」を検索したユーザー数と、その閲覧方法です。
過半数がスマートフォンのGoogleマップを使用していることが分かります。今後は、スマホもユーザーの関心を惹きつけられるようなインパクトのある写真の掲載のほか、縦画面に最適化されたHP・ブログの情報発信が必要になると思われます。
③検索ワード
「呉みなと展望台」を表示するために検索されたワードです。
1位の「呉港」は、呉中央桟橋からフェリーを利用する方、呉港の景色に関心のある方による検索が考えられ、また、実際に足を運んでいただける可能性も高いワードです。
2位以降は「観光」「観光名所」といった、呉市内での観光を検討する方による検索が並んでいます。
分析のまとめ
3つの指標を分析した結果、
・コロナ禍による行動自粛によって展望台の認知度が減少しつつあること
・「呉港」に魅力を感じる・ゆかりのある方からの検索が多いこと
の3点が分かりました。今後は、スマートフォンの画面の中でも視覚的にアピールできるコンテンツを製作して、認知度を上げていくことを目標に進めてまいります。